ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ
エレイン・N・アーロン〔著〕冨田香里〔訳〕
2000年12月 講談社 文庫本あり
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、引っ込み思案な人(The Highly Sensitive Person=とても敏感な人)に、自らを見つめ、神経の細やかさをうまく使いこなして生きる方法をアドバイスする。(Amazonより)
HSPはあらゆることについて人より深く考えてしまう。
また私たちは物事をより細かく区分けする。
果物をサイズ分けする機会でいうと、HSPは10サイズに分ける機械で、他の人は2サイズか4サイズくらいに分ける機械だということだ…(本文より)
HSPを知る上で外せない本。
腑に落ちる部分が多く、たびたび読み返したくなります。
内向型を強みにする
マーティ・O.レイニー〔著〕務台 夏子 〔訳〕
フェニックスシリーズ
「外向型」と「内向型」がじつは生来の脳の回路の違いによる気質タイプの違いであることをご存じだろうか。
エネルギーの取り組み方、刺激に対する反応、情報や経験に対するアプローチが最も大きなちがいだといわれる。
この違いと自分の特性がわかれば、今までのように自分を責めたり、別の人間になろうと思うことなく、ありのままで生きられるだろう。
パートナーや子供とのつきあい方から職場でのふるまい方まで、外向型人間主流の社会を泳ぎきるわざを丁寧にアドバイス。(Amazonより)
鈍感な世界に生きる 敏感な人たち
イルセ・サン〔著〕枇谷 玲子 〔訳〕
2013年 講談社
なぜこんなに音・におい・相手の表情が“気になってしかたがない”のか?
「交友関係は狭いけれど深い」「競争や諍い(いさかい)は苦手だからしない」「ゆっくりだけど深く考える」…
5人に1人が該当するHSP(とても敏感な人)が生きづらい世の中を“敏感さを武器”に強く生き抜くヒント。
★「HSPチェックリスト」「HSPのためのアイデアリスト」付き(Amazonより)
内向型人間の時代
スーザン・ケイン〔著〕古草秀子〔訳〕
2013年 講談社
ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!
内向型の人とは、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人のことだ。
アメリカ人と言えば、社交的で自己主張が激しそうなイメージがあるが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型だという。これはアメリカに限ったことではない。
本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、あまり顧みられることのない内向型の強みと魅力を明らかにし、その個性を伸ばして生かす方法を模索する。
スーザン・ケインの『Quiet』の邦訳版。(Amazonより)
嫌われる勇気
岸見一郎・古賀 史健〔著〕
2013年 ダイヤモンド社
哲人 私の答えは変わりません。世界はシンプルであり、人生もまたシンプルです。
青年 なぜです?誰がどう見ても矛盾に満ちた混沌ではありませんか
哲人 それは「世界」が複雑なのではなく、ひとえに「あなた」が世界を複雑なものとしているのです。(イントロダクションより)
自分が劇場の舞台に立っている姿を想像してください。
このとき、会場全体に蛍光灯がついていれば、客席の一番奥まで見渡せるでしょう。
しかし、自分に強烈なスポットライトが当たっていれば、最前列さえ見えなくなるはずです…(本文より)
エナジーバンパイアから身を守る方法
Dr.タツコ・マーティン〔著〕
2012年 扶桑社
エナジーバンパイアとは何か。なぜそのような人を引き寄せてしまうのか。
身近なエナジーバンパイアから身を守る実用書。
第一章 あなたのエネルギーは奪われていないか?
第二章 身近にいる10タイプのエナジーバンパイア
第三章 エナジーバンパイアがあなたの周りに存在する理由
第四章 エナジーバンパイアから身を守るレッスン
…
モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない
マリー = フランス・イルゴイエンヌ〔著〕
高野 優〔訳〕
1999年 紀伊國屋書店
言葉や態度によって、巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力=モラル・ハラスメント。
家庭や職場で日常的に行なわれる、この「見えない暴力」は、相手の精神状態をしだいに不安定なものにし、ひどい場合は自殺に追いこむという。
いったいどんな人間がこのような暴力をふるうのか?いかなる方法がよく使われるのか?
どのような性格の人が標的にされやすいのか?どうしてその関係から抜け出せないのか?
経験豊富な精神科医がその実態を徹底解明。人間関係に悩むことの多い現代人にとって必読の書(Amazonより)
モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする
マリー = フランス・イルゴイエンヌ〔著〕
高野 優〔訳〕
2003年 紀伊國屋書店
言葉や態度によって相手の心を傷つける精神的な暴力=モラル・ハラスメント。
この「見えない暴力」が職場において日常的に行われれば、逃げ場を失った被害者が深刻なダメージを受けるのはもちろんのこと、会社組織自体も多大な損失をこうむり、知らず知らずのうちに危機的状況に陥っていくという。
どんな社員が狙われやすいのか?、どのような職場環境ではびこるのか?、経営者や管理職は何をすればよいのか?、自分の身を守るにはどうしたらよいのか?
不当なリストラや組織ぐるみの不祥事があとをたたず、いたるところでモラルの低下が叫ばれている昨今、すべての働く人にとって必読の書である。
(Amazonより)
EQ~こころの知能指数
ダニエル・ゴールマン 〔著〕
土屋 京子 〔訳〕
1996年 講談社
ある意味では、私たちのなかには二種類の脳、二種類の知性がある。
考える知性と、感じる知性と。
私たちが人生をうまくいきられるかどうかは、両方の知性のバランスで決まる。IQ と同じようにEQ(こころの知能指数)も大切なのだ。感じる知性がなければ考える知性は充分に機能できないのだから。
大脳辺縁系と大脳新皮質(あるいは扁桃核と前頭前野)は、互いに補いあって精神生活を支えている。この協調関係がうまくいくと、EQもIQも向上する。
情と知が調和した生き方をするには、私たちはまず感情をかしこく操縦する知らなくてはならない。(本文より)
スタンフォードのストレスを力に変える教科書
ケリー・マクゴニガル〔著〕神崎朗子〔訳〕
2015年 大和書房
不安、プレッシャー、過去のつらい経験はエネルギーの源。私たちは、「ストレスは悪いもの」と思っている。しかし、その思い込みこそが有害だとしたら――?本書では最新の科学的実験と実際のストーリーをもとに、「困難を乗り越えて強くなる方法」を解き明かしていく。(本書・帯より)
7つの習慣
スティーブン R.コヴィー〔著〕
ジェームス J.スキナー〔翻〕川西 茂〔訳〕
2009年 キングベアー出版
本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。
そのコンセプトは時に複雑であるため、流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。(Amazonより)
(本文より)
…なのにあなたはあそこに立って、わたしの許可なくして誰も私を傷つけることなど出来ない、自分自身がみじめになることを選んだのだ、なんて言って
…(中略)…
本当に自分の反応を選択する力なんてあるんだろうかと。そして、突然、私にはその力があるってひらめいたんです。そのつらい事実を受け入れて、みじめなありさまを自分で選択していたっていうことが分かったんです。そして同時にみじめにならないことも選択できると悟った瞬間、私は立ち上がってしまった…
内向型人間がもつ秘めたる影響力
ジェニファー・B・カーンウェイラー〔著〕
境 誠輝〔訳〕
2013年 すばる舎リンケージ
あなたは決して一人ではありませんし、そこは解決策のない袋小路でもでもないのです。
本質を念じ曲げながら誰かに合わせ、本来の自分以外の人間を演じていくことにピリオドを打ちましょう。
…(中略)…
外向型人間の同僚たち渡り合いながらそれ以上の変化をもたらしていく、あなたのすぐ傍にも見つけることのできる、
そんなクワイエット・インフルエンサー=秘めたる影響者たちの姿を通して学んでいくことにあるのです。(序章より)
神さまとのおしゃべり
さとうみつろう〔著〕
2014年 ワニブックス
あなたの常識は誰かの非常識。
人生の価値観がぐるりと変わる実用エンタメ小説。
水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ
江本 勝〔著〕
2001年11月 サンマーク出版
氷の結晶が教えてくれる、宇宙のしくみ、人の生き方。世界各国に多くのファンをもつ著者待望の書き下ろし集大成。水道水とくらべ、すばらしい結晶を見せてくれる自然水の数々。
いい音楽を聞かせたときに水が見せる、なんとも美しい結晶…。氷結結晶を通じて著者が水から教わったことをカラー写真とともに紹介。(データベースより)
それでも人生にイエスと言う
V・E・フランクル〔著〕
山田邦男 松田美佳〔訳〕
1993年 春秋社
『夜と霧』の著者として、また実存分析を創始した精神医学者として知られるフランクル。
第二次大戦中、ナチス強制収容所の地獄に等しい体験をした彼は、その後、人間の実存を見つめ、精神の尊厳を重視した独自の思想を展開した。
本講演集は、平易な言葉でその体験と思索を語った万人向けの書であり、苦悩を抱えている人のみならず、ニヒリズムに陥っている現代人すべてにとっての救いの書である。(Amazonより)
NHK「100分de名著」ブックス フランクル夜と霧
諸富祥彦
NHKテレビテキスト
「人間は人生から問いかけられている」
-それはまた、「誰か」があなたを待っていて、「何か」があなたを待っている、ということでもあります。ナチスによるホロコーストを経験した心理学者フランクル。彼は強制収容所という過酷な状況に置かれ、絶望にあえぐ人間の様子を克明に記録しながら、それでも人生には意味があり、希望があることを訴え続けた。
「あなたがどれほど人生に絶望しても、人生のほうがあなたに絶望することはない」。
時として容赦なく突きつけられる“運命”との向き合い方を探る。(Amazonより)
「夜と霧」のメッセージをわかりやすく解説しています。25分4週にわたりNHKで放送された番組のテキスト。
プチ哲学
佐藤雅彦 中央文庫
ちょっとだけ深く考えてみる―それがプチ哲学。
書き下ろし「プチ哲学的日々」を加えた決定版。考えることは楽しいと思える、題名も形も小さな小さな一冊。(Amazonより)
微笑ましくも的を射たイラストが味わい深い一冊です。